レポート

2020年1月-Vol.284

まとめ

今月のポイント

年明け後、中東情勢が新たな株価の変動要因となるなか、実体経済の先行きについても、より意識される展開になると見込まれます。そうした状況下、30日(木)に米国のGDP速報(10~12月期)が公表されます。7~9月期の前期比年率+2.1%に対して10~12月期のコンセンサスは+1.6%と若干低下する見込みです。設備投資や輸出の鈍化を映して製造業部門などに弱さがみられるものの、失業率が50年ぶりの低水準になるなど良好な雇用環境等を背景に堅調に推移している個人消費や低金利を受けて増加傾向にある住宅投資が安定成長に寄与すると見込まれます。17日(金)に公表される中国のGDPの結果に加え、米国のGDP成長率がどの水準で着地するのか注目されます。

市場動向
国内債券 日銀が現状の金融政策を維持する一方で、目先、追加緩和の可能性は低下していることから、横這い圏での推移を想定する。
国内株式 中東情勢の不透明感に加え、上昇相場が続いてやや割高となっていることや1月は外国人投資家が売越し傾向にあることなどから調整局面を予想する。
外国債券 <米国>FRB(連邦準備理事会)は現状維持のスタンスを示している一方、第2段階合意に向けた米中通商協議などは紆余曲折が見込まれるため、横這い圏で推移しよう。
<欧州>ユーロ圏経済は減速しているものの、先行きの景気減速リスクは幾分低下する可能性があることから、横這い圏での推移を予想する。
外国株式 <米国>テクニカルからみた過熱感の高まりや中東情勢の不透明感もあり、主要マクロ指標、本格化する10-12月期の企業業績発表などをきっかけに、利益確定の売りが先行して小幅な下落となろう。
<欧州>金融緩和が継続するなか、企業業績の改善期待や米国との相対的な割安感がサポート材料になるものの、米国株の下落につられて小幅に下落するだろう。
為替市場 当面、FRBは現状の金融政策を維持すると見込まれる一方、米中の通商協議や中東情勢などに関しては不透明な要素も多く、ドルは対円で横這い圏で推移すると予想する。ユーロ圏経済が減速している一方で、ECB(欧州中央銀行)内部では追加緩和を巡って意見の相違が浮上する可能性があるため、ユーロは対ドルで横這い圏で推移するだろう。
虫眼鏡

『自転車』

ポイント

年明け後、中東情勢が新たな株価の変動要因となるなか、実体経済の先行きについても、より意識される展開になると見込まれます。そうした状況下、30日(木)に米国のGDP速報(10~12月期)が公表されます。7~9月期の前期比年率+2.1%に対して10~12月期のコンセンサスは+1.6%と若干低下する見込みです。設備投資や輸出の鈍化を映して製造業部門などに弱さがみられるものの、失業率が50年ぶりの低水準になるなど良好な雇用環境等を背景に堅調に推移している個人消費や低金利を受けて増加傾向にある住宅投資が安定成長に寄与すると見込まれます。17日(金)に公表される中国のGDPの結果に加え、米国のGDP成長率がどの水準で着地するのか注目されます。

今月の主なポイント
1/28 (米)FOMC(連邦公開市場委員会、29日まで)・・・現状維持が見込まれる
1/30 (米)GDP速報(10~12月期)・・・上記参照
1/31 (英)EU離脱期限・・・月末で離脱する見通し
1月中 米中通商協議の文書への署名・・・書面の内容がどうなるのか
実質GDP成長率(前期比年率)

出所:米国経済分析局資料をもとに富国生命投資顧問作成

国内債券

指標銘柄/新発10年国債
12月の国内債券市場

12月の債券市場は下落(金利は上昇)した。10年国債利回りは、月初から、日銀の国債買い入れオペレーションや、10年国債入札が不調な結果となったことを受けて上昇した。月半ばには、低調な5年国債入札結果を受けて上昇し、プラス圏に浮上した。プラスの水準では10年国債に旺盛な押し目買いが入ったものの、日銀決定会合を控える中で金利低下は続かず▲0.01%を挟んで揉み合った。その後、日銀金融政策決定会合後の会見で黒田総裁がイールドカーブのスティープ化への期待を示したこともあり、再びプラス圏に浮上した。月末にかけては、月末調整の買いなどを受けて低下し、▲0.025%で終了した。

イールドカーブ上では7年近辺の先物ゾーンの金利上昇が顕著であり、短期ゾーンから長期ゾーンまでのカーブはややスティープ化した。

信用スプレッドは、基準となる国債利回りが上昇したことから縮小した。

1月の国内債券市場

日銀は12月の金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を決定すると同時に、海外リスクに関する文言を修正し、目先、追加緩和の可能性は低下したこともあり、1月の債券市場は横這い圏での推移を予想する。1月の債券市場のポイントは、①海外経済の動向、②国内の景気動向、③日銀の金融政策と考える。

①<海外経済の動向>米中が通商面に関する第1段階の合意に達したことを受けて、米中経済を中心に、幾分か持ち直しの兆しが出始める可能性があり、新興国、ユーロ圏などの景気を支えるだろう。

②<国内の景気動向>米中の通商交渉の今後の進展など不確定な要素はあるものの、海外経済の持ち直し期待が高まるにつれ、日本経済の回復も幾分かよりしっかりとしたものになる可能性がある。また、政府が補正予算の策定などを通して事業規模26兆円程度の経済対策を取りまとめたことも、当面の国内経済を下支えすると考えられる。

③<日銀の金融政策>国内外の景気持ち直し期待が高まりやすいことを受け、当面は現状の金融政策が維持されるだろう。その中で日銀は、内外の金融情勢などに鑑み、国債買い入れオペレーションなどを通して望ましい金利水準を模索する可能性がある。

イールドカーブは、スティープ化とフラット化を繰り返す展開を予想する。

信用スプレッドは、横這いで推移すると予想する。

国内株式

日経平均株価225種東証株価指数(TOPIX)
12月の国内株式市場

12月の株式市場は、米中の貿易交渉が進展したことや英国総選挙の結果などが好感されて、日経平均株価で1.56%の上昇となった。

米国クリスマス商戦の好調な出足や、中国景況感指数の改善などを受けて上昇して始まり、その後は米中貿易協議の合意が遅れるとの懸念が広がったことなどから反落する局面はあったが、大規模な経済対策が閣議決定されたことなどが好感されて底堅い動きとなった。月央はトランプ米大統領による対中制裁関税第4弾の発動の見送りや英国総選挙で与党・保守党の優勢などが伝わったことから大きく上昇した。下旬については、米国株高が支えとなったものの、海外勢を中心にクリスマス休暇に入った投資家が多かったこともあり、薄商いの中で高値圏での小動きの推移が続いた。

業種別には鉱業、海運、情報・通信などが上昇する一方で、ゴム、陸運、パルプ・紙などが下落した。

1月の国内株式市場

米中の貿易交渉が第1段階の合意に達したことやFRB(連邦準備理事会)による米短期債の購入など実質的な量的金融緩和策はポジティブなものの、企業業績が低調な中で上昇相場が続きバリュエーションはやや割高となっていることや、1月は外国人投資家が売越し傾向にあることなどから調整局面を予想している。

12月調査の日銀短観では、悪化した製造業の先行きに下げ止まりが見られる一方で、消費税増税の影響が懸念されていた非製造業の業況判断は悪化ながらも高水準を維持している。最近の業況判断は、大企業製造業はゼロであり前回(9月調査)比較で5ポイントの悪化、大企業非製造業は+20と前回から1ポイントの低下となった。先行きについては、製造業がゼロ、非製造業が+18の見込みであり、非製造業は低下するものの、4四半期連続して悪化を続けてきた製造業が横這いとなっていることは変化の兆しと見ることもできよう。

1月下旬から発表される10-12月期の企業決算については、7-9月期決算後に下方修正が相次いだ機械、化学、輸送用機器など外需関連セクターに底打ち感がでてくるかに注目している。2019年度は2期連続の減益の見込みだが、2020年度についてはグローバル製造業PMIが好転しつつあることに加え、リスク要因だった米中貿易戦争が緩和方向に転じていることなどから、外需関連企業を中心に回復し増収増益に転じると予想している。

株価については、企業業績が厳しい中でも先行きへの期待から上昇が続き、バリュエーション面ではヒストリカルに見てやや割高な水準となっている。2020年度は業績回復の見通しであり、年間を通じると上昇するシナリオを想定しているものの、1月については外国人投資家が売越し傾向にあることや中東情勢の不透明感などから調整局面を予想している。

外国債券

米10年国債ドイツ10年国債
12月の米国債券市場

12月の米国の長期金利は上昇した。英国総選挙で保守党が過半数を大幅に上回る議席を獲得し、当面の合意なきEU離脱の可能性が低下、また米中貿易協議の第1段階合意の報道もあり、月末には1.9%台前半となった。

イールドカーブは月末近くにスティープ化が進み、特に超長期ゾーンの上昇幅が大きくなった。

12月の欧州債券市場

12月の欧州(ドイツ)の長期金利は上昇した。英国総選挙での保守党の圧倒的勝利に加え、月半ばに発表された予想を上回るドイツの企業景況感指数なども金利上昇要因となり、月末には▲0.2%近くとなった。

周辺国国債とドイツ国債のスプレッドは縮小傾向となった。但し、早期の解散総選挙の可能性に対する懸念もあり、イタリア国債はスプレッドが概ね横這いとなった。

1月の米国債券市場

1月の米国の長期金利は横這いを予想する。FRB(連邦準備理事会)は現在の政策金利水準が適切であるとの見方を示し、現状維持のスタンスを示している。一方、米中通商交渉の第2段階合意に向けた交渉などは紆余曲折が見込まれる。こうした展開が想定される中、金利は横這い圏で推移しよう。

1月の欧州債券市場

1月の欧州(ドイツ)の長期金利は横這いを予想する。ユーロ圏経済は減速しているものの、米中貿易協議の第1段階合意や中国の政策期待から、先行きの景気減速リスクは幾分低下する可能性がある。ECB(欧州中央銀行)内部で過度な金融緩和への懸念が増えているとみられることもあり、金利は横這い圏で推移しよう。

外国株式

米国S&P500指数ダウ工業株30種平均ドイツDAX指数イギリスFT-SE(100種)指数香港ハンセン指数
12月の米国株式市場

12月の米国株式市場は、S&P500指数で2.86%の上昇となり、史上最高値を更新した。月初は米中貿易交渉に関する懸念から売り先行となったが、その後は、予想を上回る米国雇用統計などが好感されて上昇した。その後もFOMC(連邦公開市場委員会)の金融緩和的な環境が当面維持されるとの見通しが確認されたこと、米中の貿易交渉の第1段階の合意、英国総選挙を経てブレグジッド(英国のEU離脱)を巡る不透明感が後退したことなどから、資本財・サービスを除き、エネルギー、情報技術中心に全てのセクターが買われ一段高となった。

12月の欧州株式市場

12月の欧州株式市場は、米国市場同様に米中の貿易交渉の第1段階の合意や英国の総選挙で保守党の勝利によりブレグジッドに関する不透明感が後退したことなどが好感されて上昇した。国別では、フィンランド、ポルトガル、デンマークなどを中心に全ての市場が上昇した。セクターでは、コミュニケーションサービスを除いた全てのセクターが上昇し、特に公益、金融、素材などが買われた。

12月の香港株式市場

12月の香港株式市場は、7.00%の上昇となった。中国の11月PMIが7ヵ月振りに50を上回り回復期待が強まる中、欧米市場同様に米中貿易交渉について楽観的な見通しが強まるにつれて上昇の勢いを強めた。米中合意以降一段高となり、欧米市場をアウトパフォームした。

1月の米国株式市場

1月の米国株式市場は、テクニカルからみた過熱感の高まりや中東情勢の不透明感もあり、主要マクロ指標、中旬から本格化する10-12月期の企業業績発表などをきっかけに、利益確定の売りが先行して小幅な下落となろう。

1月の欧州株式市場

1月の欧州株式市場は、金融緩和が継続する中、欧州のマクロ見通しや企業業績の改善期待、米国との相対的な割安感がサポート材料となるものの米国株につられて小幅な下落となろう。

1月の香港株式市場

1月の香港株式市場は、引き続き反中デモの動向は懸念されるものの、米中通商交渉の第1段階合意の署名を中旬に控え、中国本土市場のマクロ経済指標の回復期待や金融緩和の継続などから米国市場をアウトパフォームすると予想する。

為替動向

為替(ドル/円)為替(ドル/ユーロ)為替(ユーロ/円)
12月のドル/円相場

12月のドル/円相場は、ドル安円高となった。月初、トランプ大統領の発言で米中貿易交渉に対する懸念が高まり108円台半ばまでドルが売られた。その後トランプ大統領が第1段階合意を承認し12月15日発動予定の追加関税を見送ったため、ドルは109円台後半まで買われ、その後は109円台半ばでの推移となった。月末には、ドルが売られ108円台半ばとなった。

12月のユーロ/ドル相場

12月のユーロ/ドル相場は、ユーロ高ドル安となった。英国総選挙でジョンソン首相の与党・保守党が過半数を大幅に上回る議席を獲得し、英国のEU離脱を巡る不透明感が後退したことからユーロは1.12ドル近辺まで買われた。その後売られる局面もあったものの、月末にかけては再び買われ、月末は1.12近辺となった。

12月のユーロ/円相場

12月のユーロ/円相場は、ユーロ高円安となった。ユーロと円の対ドルでの下落幅が円の方が大きかったためユーロ高円安となり、月末は121円台後半となった。

1月のドル/円相場

1月のドル/円相場は、横這いを予想する。FRB(連邦準備理事会)は当面、現状の金融政策を維持することが見込まれる。一方、米中の通商交渉や中東情勢などに関しては不透明な要素も多く、ドルの為替レートは横這い圏で推移すると予想する。

1月のユーロ/ドル相場

1月のユーロ/ドル相場は、横這いを予想する。ユーロ圏経済は減速していると考えられるものの、ECB(欧州中央銀行)内部では追加緩和を巡ってドイツや南欧諸国との意見の相違が浮上する可能性がある。また、米中交渉の動向も不透明であり、ユーロは横這い圏で推移すると予想する。

1月のユーロ/円相場

1月のユーロ/円相場は、横這いを予想する。ドル/円、ユーロ/ドルともに横這いとなるため、ユーロ/円も横這いとなるだろう。

虫眼鏡

「自転車」

昨秋のラグビーワールドカップは日本のみならず世界各国で大いに盛り上がったようです。今年はいよいよ東京オリンピックが開催されます。チケットを手に入れた人も残念だった人も、56年ぶりの東京大会が楽しみではないでしょうか。私は経済効果云々を言える立場ではないので、それは別の機会に専門家にお任せしたいと思います。

さて、世界の人気プロスポーツと言えば、サッカー、テニス、バスケットボールなど、どのスポーツ雑誌やランキングサイトを見ても、これらの球技が上位を占めています。一方、球技以外で人気ランキングや観客動員数ランキングに顔を出すプロスポーツに、F1と自転車ロードレースがあります。特に自転車ロードレースは日本では残念ながらあまりメジャーとは言えないのが現状ですが、一番有名な“ツール・ド・フランス”というレースは、全世界でのべ30億人が視聴しているとのことです。日本でも毎年7月の開催時期になるとスカパーで約3週間にわたるレースを毎日生放送していますが、見終わると夜中の2時3時となるので、最近は全く見ていません。そんな中、“ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム”というワンデイレースのイベントが、昨年10月にさいたま新都心で行われ、私もテレビ中継ではありますが久しぶりにレースを全編視聴しました。“ツール・ド・フランス”は欧州、米国の選手が多数を占めており、過去100年以上の歴史の中で出場したことがある日本人は片手にも満たないようです。今回のワンデイレースはイベント色が強いとはいうものの、日本人の新城選手が優勝して話題になったのは記憶に新しいところです。

というわけで、今回の虫眼鏡では“自転車”の話をしたいと思います。
前段でロードレースの話に触れましたが、次に、自転車の種類を見ていきたいと思います。
種類といっても、切り口次第でいろいろな分類ができますが、ここは私なりの視点で見ていきたいと思います。
利用目的で分けると、最もポピュラーである通勤通学買い物といった日常使い用の「シティサイクル」(ママチャリともいわれます)、仕事で使う「業務用自転車」(蕎麦屋の出前や郵便配達、お巡りさん用などなど)そして趣味・競技用の「スポーツバイク」の大きく3つに分けられます。察しがつくと思いますが、「スポーツバイク」をもう少し詳しく分類してみます。

「スポーツバイク」を走行シーンで分類してみたいと思います。
平均スピードの速い順に並べると、トラック競技用の『ピストバイク』。これは競輪(オリンピックでも“KEIRIN”)に代表されるように自転車競技専用のトラックを高速で走り順位を競うもので、ブレーキがないというのが大きな特徴です。もちろんそのままでは公道は走れません。次に早いのは、ロードレースで使われる『ロードバイク』です。名前からもわかるかと思いますが、ロード、つまり舗装路走行用です。プロのレースでは、一部未舗装路を走ることもありますが、基本的には舗装路を細くて高い空気圧のタイヤで路面抵抗を少なくして前傾姿勢で走ることで、楽にある程度のスピードが出せます。そして未舗装路を走るための『マウンテンバイク』です。太くてブロック付のタイヤが特徴です。また、衝撃を吸収するためのサスペンションがついているものが主流です。

大雑把に分けて上記のようになりますが、細かく分けると、ロードバイクとマウンテンバイクの特徴を合わせた『シクロ クロスバイク』や、ロードバイクをより街乗りに適した形状にした『クロスバイク』、寝転がったような姿勢で(仰向け で足を進行方向に向けて)走る『リカンベント』、20インチ以下の小さな車輪の『ミニベロ』や折り畳み自転車である『フォールディングバイク』、アクロバティックな競技用の『BMX』などなど、私も乗ったことのない種類の自転車が他にも たくさんあります。
このように見てみるとたかが自転車ですが、目的によってさまざまなものがあるのがわかります。

最後に私事で恐縮ですが、自転車にまつわる近況報告をいたします。
私は3台の自転車を持っていまして、2台の『ロードバイク』と1台の『シクロクロスバイク』です。自転車を始める時は1台買えば長く使えて、交通費もかからないので安価に趣味を楽しめると考えていましたが、落とし穴に気づかず、2台目3台目とはまってしまったというわけです。
自転車ですから、走ってなんぼの趣味なので、休みの日はガラガラの都内のサイクリングや荒川、江戸川の河川敷のサイクリングロードをよく走りますが、1~2年に1回必ず行くところがあります。広島県の尾道から愛媛県の今治を途中6つの島をつないで渡る“しまなみ海道”です。先の“ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム”を見たあとに3連休を使って行ってきました。道よし空気よし眺めよしで日本一のサイクリングロードと言われています。世界的にも有名なようで、実際に走るとその魅力に惹かれたのか、大勢の外国人サイクリストとすれ違いました。
普段の移動手段はマイカーや電車バスという方も多いかと思いますが、自転車で移動すると徒歩に近い目線でしかも長い距離走れるので、いろいろな発見があります。初めて来た街の雰囲気や様々な景色やお店の発見など、ワクワクするものです。また、健康にもよく(ランニングに比べて膝への負担が少ないです)交通費がかからないと一石三鳥です。あまり自転車には興味がないという方も、春になったら家の近くのサイクリングロードなどを安全第一で走ってみてはいかがでしょうか。
次に機会があれば、しまなみ海道の実走レポートを書きたいと思います。さて、4台目の自転車は、フォールデ ィングバイクとしますか。