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今月14日に7‐9月期GDP1次速報が発表されます。前期まで3四半期連続で前期比マイナスとなっていましたが、当期は震災による落ち込みからの急回復を映して大幅な伸びが予想されています。但し、この高い伸びは、4‐6月期の期末にかけて急回復したことによる、いわゆる「ゲタ」の影響が大きく、実態は割り引いてみる必要があるでしょう。今後については、内需が復旧・復興需要で堅調となる一方、外需は海外景気の減速から輸出が停滞することが予想されるため、海外経済の動向が注目されます。
今月の主なポイントは以下の通りです。
・11/9 中国10月CPI・・・上昇率の低下が継続するか
・11/14 7-9月期GDP・・・上記参照
・11/15 日銀金融政策決定会合(16日まで)・・・追加緩和の可能性も
・11/23 米財政赤字削減策期限・・・超党派委員会で合意できるか
・11/30 10月鉱工業生産・・・製造工業生産予測調査通り上昇となるか
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<U>市場概況
1. 国内債券市場
 《10月の国内債券市場》
10月の債券相場は、欧州債務問題や日銀の追加金融緩和観測から金利低下圧力が掛かったものの、米国で景気悪化懸念がやや後退したことや、EU(欧州連合)が債務危機解決策で合意したことから狭いレンジ内で推移した。10年国債利回りは、月間で0.02%上昇(債券価格は下落)した。
上旬は、欧州債務問題の先行き不透明感によるリスク回避から一時0.965%まで低下したものの、米国で雇用統計等が改善したことから、1.0%台まで反転上昇した。その後、円高や日銀の追加金融緩和観測から金利低下圧力が掛かったものの、EUが債務問題克服に向けた包括戦略で合意したことや株式市場の上昇から、1.05%近辺まで上昇した。
イールドカーブは、短期ゾーン金利はほぼ横這い、中期ゾーン以降でややベア・スティープ化した。
信用スプレッドは、国内格付会社によるBBB格への格下げを受けて東京電力債が拡大したことや、金融セクター等で小幅拡大したことから、全体のスプレッドも拡大した。但し、その他の銘柄はほぼ横這いで推移した。
《11月の国内債券市場》
11月の債券市場は、国内景気は持ち直しているものの、海外経済の先行き不透明感から低位で方向感の無い動きが継続すると予想する。11月の債券市場のポイントは、@内外のファンダメンタルズ、A欧州債務問題の動向、B国内の財政政策と考える。
@(内外のファンダメンタルズと各国金融政策)は、米欧では景気減速懸念が継続している。米国は足元の景況感はやや改善したものの、本格的な回復に至るには時間が掛かる可能性が高く、欧州の景況感も悪化していることから、海外金利は低位で推移するだろう。国内でも円高圧力は継続すること等から、金利には低下圧力が掛かりやすいと考える。
A(欧州財政問題の動向)は、EUは債務問題克服に向けた包括戦略で合意したものの、銀行の資本増強策等具体策について先行き不透明感が残っていることには注意が必要だ。周辺国に対する信用不安が再度高まれば、投資家のリスク回避から、日米や欧州主要国の金利には低下圧力が掛かる可能性もある。
B(国内の財政政策)は、第3次補正予算を受けた国債増発は限定的な規模となったものの、来年度予算での国債発行額が増加すれば金利上昇圧力が掛かるだろう。消費税増税の動向にも注意しておく必要があると考える。
イールドカーブは、世界的な景気減速懸念による金利低下圧力から、フラット化しやすいと予想する。但し、来年度予算等により財政悪化懸念が高まる場合には、スティープ化する可能性もあるだろう。
信用スプレッドは、投資家の需要は継続すると見込まれることから概ね横這いで推移すると予想するが、電力会社に対する政府の対応や企業業績見通し、東京電力債の格付動向によっては変動幅が大きくなる可能性があることには注意が必要だろう。
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2.国内株式市場
 《10月の国内株式市場》
10月の株式市場は、欧州債務問題や米国経済に対する過度な不安が和らいだことを背景に海外市場が上昇した流れを受け、日経平均株価は3.31%の上昇となった。
月初は、欧州債務問題に対する悲観的な見方や世界景気の先行き不透明感から下落して始まり、5日には年初来安値を更新した。しかし、欧州が域内銀行の資本を増強するとの報道をきっかけに反発となった。中旬は、EU(欧州連合)首脳会議や月後半からスタートする中間決算の発表を控え、様子見姿勢が強まった。タイの洪水被害の拡大は嫌気されたものの、月末にかけては、EU首脳会議において包括戦略が合意されたことから、外需関連銘柄を中心に上昇した。
業種別には、鉱業、電機、不動産等が上昇する一方、精密、パルプ・紙、金属製品等が下落した。
《11月の国内株式市場》
11月の株式市場は、欧州債務問題の進展次第でボラティリティが高まる可能性があろう。過度なリスク回避の動きは緩和に向かう期待がある一方、主要国の景気悪化や業績下方修正への警戒感も根強く、方向感を探る展開を予想する。個別企業ごとには中間決算の動向や下期に向けての見通し、今後の経営戦略等にも注目が集まろう。
EU首脳会議では、ギリシャ支援の民間負担増、EFSF(欧州金融安定基金)の拡大、欧州銀行の資本増強の3つの課題で合意がなされた。しかしながら、具体的な実行については不透明感も残っており、危機を克服できるか依然として予断を許さない状況である。また、欧州の金融機関による資産売却や、貸し渋りに伴う景気への悪影響も懸念される。米国の経済指標は足元では事前の予想を上回る内容の発表が増加しているが、中国の7-9月期の実質GDPは前年同期比プラス9.1%と鈍化傾向が見られ、新興国を含めたグローバルな景気の先行きについての警戒も怠れないだろう。
国内では3月期決算企業の中間決算発表がピークを迎えている。今後の企業業績を判断する上では、世界景気の減速懸念、円高に加え、タイの洪水による影響が不透明要因として浮上している。但し、サプライチェーンという観点からは東日本大震災後に比べインパクトは小さいとみられ、個別企業ごとに状況は異なる模様である。現状においては被害の全体像が把握しきれておらず、長期化する場合には業績下振れリスクに注意する必要があろう。
需給面では、外国人投資家が10月第2週に日本株を12週ぶりに買い越した。翌週には再度売り越しとなったものの、売り圧力は一巡してきている。欧州情勢は政治的な要因が絡むこともあり今後も紆余曲折が予想されるが、過度なリスク回避の動きについては一旦緩和に向かう可能性が高いであろう。
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《10月の米国債券市場》
10月の米国の長期金利は上昇した。月初に発表されたISM(米サプライマネジメント協会)景況感指数や雇用統計が予想を上回る数字となり、景気に対する悲観的な見方が後退したため金利は上昇した。その後月末に向けても、7-9月期のGDPがほぼ市場予想通りであったことや、ギリシャ問題について包括的な対策が打ち出されたことから、質への逃避の巻き戻しにより金利は上昇基調が継続した。
《10月の欧州債券市場》
10月の欧州(ドイツ)の長期金利は上昇した。月初に発表された米国の景気指標が予想を上回り、米国の長期金利が上昇したことや、欧州金融大手デクシアの実質破綻を機に金融機関の資本増強が検討されたこともあり、金利は上昇した。その後は、欧州の景気先行きに対する懸念もありレンジ内での推移となったが、月末にかけては、EU(欧州連合)首脳会議でギリシャ問題に対する包括的な対策が打ち出されたため、質への逃避の巻き戻しにより金利は小幅上昇した。
《11月の米国債券市場》
11月の米国の長期金利は低位での推移が続くと予想する。米国では景気に対する悲観的な見方は後退したものの、雇用や住宅市場の回復は緩やかなものに止まっている。財政政策についても議会での対立が続いており、有効な対策は打ち出せない状況にある。一方欧州では、債務問題に対する包括対策が打ち出されたものの、金融機関の資本増強や周辺国の財政再建が計画通り進捗するか否か等、未だ不透明感が強い。このような状況から金利には低下圧力が掛かりやすくなるものの、米国の長期金利は既に低水準にあることから、低位での推移が続くと予想する。
《11月の欧州債券市場》
11月の欧州の長期金利は低位での推移が続くと予想する。債務問題に対する包括対策が打ち出されたものの、金融機関の資本増強や周辺国の財政再建が計画通り進捗するか否か等不透明要因も多い。財政再建優先で景気見通しも下方修正されていることや、ECB(欧州中央銀行)も利下げに転じる可能性があること等から金利には低下圧力が掛かりやすい。但し、米国市場同様、金利は歴史的な低水準に低下していることや、債務問題も先行き不透明感が強いことから、低位で方向感のない動きとなるだろう。
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《10月の米国株式市場》
10月の米国株式市場は、S&P500指数で、10.77%の上昇となった。企業業績発表が概ね堅調であることや、EU(欧州連合)の欧州債務危機を回避するための包括案に対する期待の高まり等から、エネルギー、素材、資本財・サービスセクターを中心に上昇した。また、26日のEU首脳会議で一連の危機対策が合意に達したことや、米国の堅調な7-9月期GDP成長率が好感されたこと等から、下旬にかけ一段高となった。
《10月の欧州株式市場》
10月の英国株式市場は、8.11%の上昇となった。上旬は欧州の債務問題への懸念から売り込まれる局面もあったものの、欧州銀行への資本増強案等が好感されて反発に転じた。また、欧州協調した一連の包括案が合意されたこともあり、エネルギー、金融、素材セクター中心に6ヶ月振りの反発となった。
10月のドイツ株式市場は、11.62%の上昇となった。上旬は欧州の債務問題への懸念から売り込まれる局面もあったものの、欧州銀行への資本増強案等が好感されて反発に転じた。また、欧州協調した一連の包括案が合意されたこともあり、一般消費財・サービス、素材セクターが買われて4ヶ月振りの大幅反発となった。
《10月の香港株式市場》
10月の香港株式市場は、12.92%の上昇となった。月初は急落して始まったが、債務危機沈静化に向けて欧州各国の協調姿勢が強まったため反発に転じた。その後、中国の7-9月GDP成長率が予想を下回ったことにより弱含む局面もあったものの、好調な企業決算や、中国の金融緩和政策への転換期待、EU首脳会議における欧州債務問題の包括戦略の合意等が好感され、上昇した。
《11月の米国株式市場》
11月の米国株式市場は、グローバルな景気減速懸念が強まっていることに加え、欧州債務問題等の不透明要因はあるものの、米国の金融緩和政策は当面維持され、また、主要企業の増益基調が継続する見通しであること、さらにバリュエーションが割安水準にあること等を背景に、小幅な上昇を予想する。但し、依然として不透明感が払拭されない欧州の債務問題等には引き続き注意が必要である。雇用関連、消費関連、住宅関連等の主要経済指標、金融政策や景気見通しに関する当局者の発言等も注目される。
《11月の欧州株式市場》
11月の英国株式市場は、欧州圏の緊縮的な財政政策の実施で域内の景気後退観測が強まっているものの、欧州協調した包括的な対応策の行方を巡り振れの大きな展開が継続しよう。
11月のドイツ株式市場は、欧州圏の景気減速懸念が一段と強まっており、利下げ観測やユーロ安は支援材料となるものの、増資を計画する銀行セクターへの懸念等も払拭出来ず、米国市場をアンダーパフォームすると予想する。
《11月の香港株式市場》
11月の香港株式市場は、小幅な上昇を予想する。欧州債務問題に対する当面のリスクが後退する中、米国の金融緩和政策が維持される見通しであることや、主要企業の増益基調見通しに変化が無いこと、また景気減速懸念の燻る中国において、インフレ懸念後退による金融緩和政策への転換期待等を理由に上昇基調が継続すると思われる。欧米中の金融政策動向、タイの洪水被害によるサプライチェーンへの影響、米国及び中国本土の主要経済指標、企業業績見通し等が注目される。
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《10月のドル/円相場》
10月のドル/円相場は、ドルが対円で上昇した。欧州におけるソブリン及び金融機関の信用不安問題が為替を動かす中心の材料となったことにより、ドル/円相場は非常に狭いレンジ内での動きが続いた。その後、米国では追加量的緩和の思惑が高まってきたことでドルが下落し、円は対ドルでの最高値を更新し75円台が定着し始めたものの、月末に本邦通貨当局が円売り介入を行い、ドル/円相場は79円台まで押し上げられた。
《10月のユーロ/円相場》
10月のユーロ/円相場は、ユーロが対円で上昇した。欧州では、金融大手デクシアの実質破綻を機に金融機関に対する資本増強策が練られ始め、月末に開かれるEU(欧州連合)首脳会議で欧州信用不安に対する包括策が打ち出される方向となった。為替市場ではそれを好感し、ユーロが上昇した。一時、首脳会議に向け調整が難航していたことで方向感がなくなったが、首脳会議で包括策合意に至り、月末には円売り介入が実施されたことからユーロは更に上昇した。
《11月のドル/円相場》
11月のドル/円相場は、レンジ内の動きを予想する。欧州において信用不安に対する包括対策が打ち出されたものの、詳細が決定されるのはこれからであり、信用不安が払拭されるには時間が掛かると思われ、為替市場においては引き続き欧州の動きが注目されるだろう。こうした状況下、ドルと円は共に避難通貨として同じ方向に動き、結果狭いレンジ内での動きが続くだろう。
《11月のユーロ/円相場》
11月のユーロ/円相場は、ユーロの下落を予想する。EU首脳会議において信用不安に対する包括対策が打ち出されたものの、金融機関の資本増強やEFSF(欧州金融安定基金)の規模拡大が思うように進むか否か不透明感が強く、また、フランスまでもが格下げリスクを抱えるようになったことから、信用不安の払拭には時間が掛かると思われる。そして、各国は財政再建に取り組まなければならず、金融機関も資産圧縮に動くと思われ、景気にとってもマイナスである。こうしたことからユーロ/円相場はユーロが弱含むだろう。
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『秘境駅』
夏が終わる頃、青森県にある小さな無人駅に降り立ちました。単線で2両編成の列車がやっと停まれるホームに、乗降客は一人きり。駅前にはお店の一軒もなく、近くには民家もほとんど見つけることができません。ここは秋田県と青森県を日本海沿いに結ぶローカル線の驫木駅、とどろきと読みます。ホームの眼の前には日本海が一面に広がっていることから、海の「とどろき」という意味で命名されたのでしょうか。乗ってきた列車が出発してしまうと、打ち寄せる波と、風が草木を揺らす音だけが聞こえてくるようになりました。まだ午前中ですが、この駅に停まる列車は上下それぞれ1日5本ずつしかなく、次の列車は夕方です。
一部の鉄道ファンの間では、こうした行くにも不便な、そして周辺に何もない、誰のためにあるのかわからないような駅を「秘境駅」と呼んで、訪れるのがちょっとしたブームになっています。「秘境駅」は全国に100〜200駅あるとも言われているのですが、列車に乗るために駅に行くのではなく、駅に行くために列車に乗るのですから、不思議なものです。しかし、元々、駅というものはその地域や場所の需要をある程度見通して造られるものでしょうから、最初から「秘境駅」ではなかったのかもしれません。たとえば、ある一定の乗降客が見込めたその地域の産業が衰退してしまったとか、近くにあった工場が閉鎖されたり、学校が廃校になってしまったりとか。あるいは道路網の発達により、移動手段の主役が車に置き換わってしまったようなケースも考えられます。驫木駅も今ではまったく想像もできませんが、昔はこの小さなホームが海水浴客で賑わったことなどがあったのでしょうか。
しばらくすると遠くから列車の警笛が聞こえてきました。海岸沿いを、時に小さなトンネルをくぐりながら曲がりくねって走っているため、姿は見えませんが列車が接近しているようです。ここでは都会の駅のように到着を知らせるアナウンス音もなく、近くに踏み切りもありません。まもなく、窓の大きく展望の抜群な真新しいリゾート列車が近づいてきました。この路線は近くに温泉や湖などの観光スポットを抱え、こうした列車が1日数本走っているのです。ツアーの団体客で賑わうこのリゾート列車は、あっというまに通過していきました。おそらく、リゾート列車の乗客はホームと反対側に広がる日本海の景色に眼を奪われ、「秘境駅」の存在にすら気づいていないことでしょう。丸太を横にしたホームのベンチにぼんやりと座っている私の姿にも。
さて、驫木駅は無人駅ですが、わりと立派な木造の駅舎があります。日本海をバックに、この駅舎を撮った構図は非常に絵になることから、JRの旅行のポスターや、映画の撮影に使われたこともあるようです。高台の上にあるとはいえ海に面しているロケーションから、波しぶきを受け、冬には豪雪に耐えているはずですが、痛みも少なく堂々と建っています。駅舎内には改札口すらなく、腰掛けることのできるスペースがわずかにあるだけでガラーンとしているものの、窓や出入り口はサッシで開閉が可能なため、じゅうぶん雨風や暑さ寒さを凌ぐことはできそうです。壁には近くの有人駅の駅長名で「宿泊禁止」という札が貼られており、旅の途中にここで寝泊りする者もいるようでした。また、子供たちの作品が飾られていたと思われる保育園の名前の入った掲示板があったり、駅舎の周りには驫木自治会と書かれた花壇も植えられています。あたりには人の気配をまったく感じさせない駅ですが、やはり周辺の人たちの手によって守られているようでした。そして、地方の駅でたまに見かける旅のノートが置いてあり、旅行者のさまざまな思いが綴られているのを読ませてもらいました。全国各地からわざわざこの駅を訪れ、そして意外にも女性が多く、それから「また来ました、来ちゃいました」というリピーターの感想が一人や二人でなかったのにはとても驚きました。文面ではなかなか伝えきれないのですが、確かにこの駅には心をひきつける、そんな魅力があることを私も実感しました。
今回、会社のリフレッシュ休暇を取得して、ある雑誌で見つけたこの「秘境駅」を訪れたのですが、癒されるには十分な空間でした。そして、少々退屈するのではないかという心配もまったくの杞憂に終わり、あっという間に出発の時刻となりました。もちろん、帰りも乗降客は一人きり。しばらく一人で占有していた「秘境駅」との別れは本当に残念でしたが、静かに近づいてきたディーゼルカーの窓から、行きの列車内で会話を交わした車掌さんが笑顔で迎えてくれたときには、ほっとしたような不思議な感覚を味わいました。
今度はこのホームから沈む夕陽や、降り積もる雪も見てみたい。それから、まだ見知らぬ「秘境駅」を訪れてみたい、などと今から思案中です。
【参考文献】
『秘境駅U』メディアファクトリー 牛山隆信著
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