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昨年半ば以降、景気ウォッチャー調査の景気判断が低下傾向となっており、特に11月は大幅な低下となりました。同調査は、景気動向に敏感な業種の中から選ばれた景気ウォッチャーによる景気動向判断ですが、速報性に優れ、他の統計に比べ先行性があることから注目されています。元々振れの大きな指標であり、11月は急激な円高の進行や株安などがセンチメントに影響した可能性があることには注意が必要ですが、景気の先行きに関する判断は昨年6月に既にピークをつけており、12月分の数字が注目されます。
今月の主なポイントは以下の通りです。 ・1/8 米12月雇用統計・・・失業率の改善が続くか
・1/12 12月景気ウォッチャー調査・・・上記参照
・1/25 日銀金融政策決定会合(26日まで)・・・展望レポートの中間評価に注目
・1/26 米FOMC(連邦公開市場委員会)・27日まで・・・声明の変更に注目
・1/29 米10-12月期GDP・・・改善傾向が続くか |
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<U>市場概況
1. 国内債券市場
 《12月の国内債券市場》
12月の債券市場は、日銀の追加金融緩和政策やデフレを許容しない姿勢から金利低下圧力がかかったものの、国債増発懸念や米国長期金利の上昇からレンジ内で推移した。10年国債利回りは、月間で0.03%上昇(債券価格は下落)した。
月初に、日銀による臨時金融政策決定会合の開催が発表され、追加金融緩和への期待感から一時1.19%まで急低下したものの、決定内容への失望から1.3%台まで上昇した。その後、7-9月期GDP2次速報の大幅な下方修正や、日銀がデフレを許容しない姿勢を示したことから金利低下圧力がかかったものの、来年度予算案の閣議決定を控えて国債増発懸念が高まったこと、また米国長期金利の上昇を背景に1.2%台を中心としたレンジ内で推移した。
イールドカーブは、日銀の追加金融緩和政策やデフレを許容しない姿勢から短期・中期ゾーン金利が低下する一方、財政悪化への警戒感から長期・超長期ゾーン金利が上昇し、スティープ化した。
信用スプレッドは概ね横這いで推移した。投資家の一般債需要から、起債市場では新発債が概ね順調に消化された。
《1月の国内債券市場》
1月の債券市場は、財政悪化への警戒感が残るものの、投資家の債券投資需要から、レンジ内推移を予想する。10年国債利回りは1.3%を挟んだレンジ内で推移しよう。1月の債券市場のポイントは、@需給動向、Aファンダメンタルズ動向、B金融政策と考える。
@(需給動向)は、来年度の国債発行額が決定し、概ね予想の範囲となったことから一旦は需給悪化懸念が後退する可能性があるものの、民主党政権の財政支出拡大への警戒感は継続することから、金利には上昇圧力がかかる局面もあると考える。但し、投資家の債券投資需要から、金利上昇局面では押し目買いが入るだろう。
A(ファンダメンタルズ動向)は、生産や輸出が持ち直していることから、景気は緩やかに回復すると考える。一方で、雇用環境の本格的な回復には時間がかかる見込みであることや、デフレ圧力から景気が踊り場となる可能性もあり、金利への上昇圧力は限定的となるだろう。
最後にB(金融政策)は、日銀は低金利政策を長期間継続する可能性が高いことから、短期ゾーンを中心に金利は低位で安定推移する可能性が高いと考える。今後は、景気が踊り場となった場合や、円高が進行した場合等に追加的な金融緩和政策への思惑が高まる可能性に注意が必要だろう。
イールドカーブは、低金利政策の長期化観測から短期ゾーンは低位で推移する可能性が高いものの、財政悪化への警戒感は継続する可能性も高いことから、スティープ化とフラット化を繰り返すと予想する。
信用スプレッドは、投資家による一般債への需要は継続する可能性が高いことから、概ね横這い推移を予想する。
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2.国内株式市場
 《12月の国内株式市場》
12月の株式市場は、円高是正の動きや海外株式市場の上昇を好感し、日経平均株価は12.8%の上昇となった。
上旬は、1日に開催された臨時の金融政策決定会合で日本銀行が追加の金融緩和策を発表したことを受けて、80円台半ばまで進んだ円高が是正されたため、回復傾向にある企業業績への安心感から日経平均株価は10,000円台を回復した。さらに、12月の日銀短観において大企業製造業の業況判断の改善が確認されたことや、日銀により消費者物価指数のマイナスを許容しない等デフレ脱却に向けた姿勢が取られたこと、銀行の自己資本規制の導入に移行期間を設ける方向が示されたこと、海外市場の堅調な動きにより、出遅れていた日本株への見直し買いも入ったこと等から、年末にかけて日経平均株価は年初来高値近辺まで上昇した。2009年暦年では19.0%の上昇となった。
業種別にはゴム、鉄鋼、電機等が上昇する一方で、銀行、陸運、空運等が下落した。
《1月の国内株式市場》
1月の株式市場は、政府や日本銀行が連携してデフレ対策に取り組む姿勢を示したことが市場に安心感を与えたものの、上値を試すほどの材料もなく、基本的には揉み合いの動きになると思われる。但し、景気回復を織り込んで上昇してきた海外市場の動き次第では、ボラタイルな展開となる可能性もあろう。
足元の企業業績は、各国の景気対策効果により売上高が回復傾向にあることに加えて、人件費等固定費の削減が予想以上に進んでいることから、懸念材料であった円高が修正に向かえば、輸出企業を中心に業績は回復傾向が続くものと思われる。また、11/3期についても大幅増益が予想されていることから、来期業績を織り込んだバリュエーション面では割高感はなく、売上高を伸ばせる企業や収益力が高まった企業を中心に物色され、株式市場は緩やかに上昇するものと予想している。
一方、景気は底入れしつつあるものの、先進国の最終需要には力強さが見られない。新興国を中心とした需要拡大が世界景気を牽引する流れは継続するものの、政策効果が一巡した後、持続的な景気拡大に繋がるかどうかについては不透明感が強い。また、需給面では、ファイナンスの増加や3月決算期に向けての保有株式売却の増加懸念等不安が残ることから、上値も限定的となるものと思われる。引き続き、為替動向には注意が必要であるとともに、各国の出口戦略議論の高まりにより早期の利上げ観測が強まること等がリスク要因となるであろう。
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《12月米国債券市場》
12月の米国の長期金利は上昇した。月初に発表された非農業部門雇用者数が予想を大きく上回ったことから、金利は上昇し始めた。その後、ドバイ首長国の信用不安(ドバイショック)が再燃し債券が買われる場面もあったものの、ホリデーシーズンを控え市場が閑散となるなか、国債の入札が不調に終わったことや、良好な経済指標を受け株価が年初来高値を更新したこと等から、金利は更に上昇した。
《12月欧州債券市場》
12月の欧州の長期金利は上昇した。前月末から続くドバイ首長国に対する信用不安に加え、ギリシャが格下げとなったことで、欧州域内においても信用不安が高まった。その結果、域内周辺国の金利は上昇したものの、ドイツ金利は横這いでの推移となった。その後年末にかけては、徐々に信用不安が和らぐなか、米国金利の上昇に追随し、ドイツ金利も上昇に転じた。
《12月英国債券市場》
12月の英国の長期金利は上昇した。月初から米国金利が上昇したことに加え、BOE(イングランド銀行)の資産買取が来年1月をもって終了するとの思惑や、財政に対する懸念から英国金利は上昇した。その後も、米国金利が更に上昇したことや、インフレ率が6ヶ月ぶりの高水準となったことで英国金利は更に上昇し、10年債利回りは4%台を付けた。
《1月米国債券市場》
1月の米国の長期金利は、レンジ内推移を予想する。12月発表の雇用統計の指標が良好だったことから金利は上昇傾向となったものの、政策金利に関してバーナンキFRB(連邦準備理事会)議長はまだ慎重な見方をしている。低金利、大量の資金供給で将来のインフレを心配する声が出始めていることから、イールドカーブは立ち気味となろうが、短期的な政策金利引上げの思惑がなければ長期金利の上昇も限定的となるだろう。従って、長期金利はレンジ内の動きを予想する。
《1月欧州債券市場》
1月の欧州の長期金利は、レンジ内推移を予想する。景気が緩やかに回復するなか、政策金利は当面据え置きが予想されるため、長期金利はレンジ内推移を予想する。しかし、ギリシャやドバイの信用不安の影響で域内においてドイツ債券が買われた関係から、信用不安が緩和されればドイツ金利については上昇圧力がかかることになるだろう。一方で、信用不安の影響で大きく対独スプレッドが拡大した国に関しては、金利は横這い乃至低下圧力がかかることになるだろう。
《1月英国債券市場》
1月の英国の長期金利は、レンジ内推移を予想する。BOEが資産買取を増額するか否かの思惑が出るだろうが、現時点では資産買取増額は行われないと思われる。但し、米国金利の上昇と相俟って金利が既に上昇しているため、大幅な金利上昇は想定しない。従って、英国金利は方向感のない動きが中心となるだろう。
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《12月の米国株式市場》
12月の米国市場は、S&P500指数で1.78%の上昇となった。予想を上回る消費関連指標やドバイ救済に向けた動き等が好感されたものの、ギリシャやスペインの信用不安等のネガティブ材料に相殺され、上値が重い展開が続いた。下旬にかけ、情報技術セクターで堅調な決算発表が相次いだことや、予想を上回る住宅関連指標等を好感し上昇したものの、米金融当局による出口戦略が意識されたこと等から、上昇率は限定的となった。
《12月の欧州株式市場》
12月の英国市場は、4.28%の上昇となった。ドバイ救済に向けた動き等が好感されたが、ギリシャやスペインの信用不安や銀行新規制案をめぐる警戒感等から、上値が重い展開となった。しかし下旬にかけ、米住宅関連指標が好感されたこと、商品関連銘柄が買われたこと等から上昇し、リーマンショック以前の水準まで回復した。
12月のドイツ市場は、5.89%の上昇となった。上旬はギリシャやスペインの信用不安等から上値が重くなったものの、その後、米住宅関連指標が好感されたことや、銀行新規制案をめぐる懸念が後退し金融銘柄が買われたこと等から、約1年3ヶ月ぶりとなる高値水準まで上昇した。
《12月の香港株式市場》
12月の香港市場は、0.23%の上昇となった。初旬は、相次ぐIPOを受け需給懸念が台頭したことや、追加的な不動産投機抑制策をめぐる懸念等から急落した中国市場に牽引され下落した。しかし中旬以降は、中国市場が反発したことや、予想を上回る米住宅関連指標が好感されたこと等から、前月末水準まで値を戻した。
《1月の米国株式市場》
1月の米国市場は、小幅な上昇を予想する。マクロ指標や金融当局者の発言を主要な材料として、景気回復の進展度合いを確認しながら、適正水準を探る動きとなろう。雇用回復が先送りされ個人消費動向に不透明感があることや、金融当局者による出口戦略が注目されること等が圧迫材料となるものの、景気回復に伴う業績改善期待が継続することで小幅な上昇を予想する。企業業績動向やISM景況指数、雇用関連、消費関連、住宅関連等のマクロ指標、金融政策や景気見通しに関する当局者の発言等が注目される。
《1月の欧州株式市場》
1月の英国市場は、銀行新規制案をめぐる懸念等の圧迫材料はあるものの、米国同様にマクロ指標が改善を続けるなか、グローバルな景気回復が意識されることで商品関連銘柄の堅調な動きが予想され、米国市場並みの動きで小幅な上昇を予想する。主要なマクロ指標、原油・商品価格動向等が注目される
1月のドイツ市場は、ユーロ高が企業業績回復の重石となることが予想されることや、一部欧州地域における信用不安等が圧迫材料となるものの、米国を中心とした中長期的な景気回復への期待が上回り、米国市場に連れた動きで小幅な上昇となろう。主要なマクロ指標、当局者の発言等が注目される。
《1月の香港株式市場》
1月の香港市場は、中国本土における将来的な金融引締めへの懸念はあるものの、追加的な刺激策や堅調な景気回復への期待が上回ることで、小幅な上昇となろう。米国及び中国本土の市場動向や政策動向等が注目される
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《12月のドル/円相場》
12月のドル/円相場は、ドルが対円で上昇した。米国では雇用統計の数値が良好だった一方で、日本では、政府のデフレ宣言を受け日銀が市場に10兆円の資金を供給する事態となり、ドル買い円売りの展開となった。その後、ドバイショックが再燃しポジションの巻き戻しから一時的にドルが売られたものの、月末にかけては、日銀がデフレを強く意識する一方、米国では良好な経済指標の下、株価が堅調に推移し、金利も大幅に上昇したことからドルが上昇した。
《12月のユーロ/円相場》
12月のユーロ/円相場は、横這いとなった。月初は米国の雇用統計、日銀の市場への資金供給を受けドル/円が上昇したことからユーロ/円も上昇したものの、ドバイショックの再燃を受け下落した。その後月末にかけては、ギリシャの格下げでユーロ圏内において信用不安が高まったことから、ユーロは対ドルで弱含んだ。但し、ドル/円が上昇を続けたため、ユーロ/円相場ではほぼ横這いの動きとなった。
《12月のポンド/円相場》
12月のポンド/円相場は、横這いとなった。ユーロ/円相場同様、月初にドル/円相場の上昇を受け一時的にポンド/円相場も上昇したものの、月末にかけドル/円が上昇するなか、ポンド/ドルが下落したことから、ポンド/円相場は横這いの動きとなった。
《1月のドル/円相場》
1月のドル/円相場は、レンジ内推移を予想する。米国では政策金利は当面据え置きの予想だが、景気は緩やかな回復傾向にあり、量的緩和も出口へと向かい始めている。一方日本ではデフレ宣言が行われ、10兆円の資金供給も行われた。このようなことからドルは底堅くなるだろうが、実需の円買い等もあり、レンジ内の動きにとどまるだろう。
《1月のユーロ/円相場》
1月のユーロ/円相場は、ユーロの底堅い動きを予想する。ユーロ/ドル相場はギリシャやドバイの信用不安を受け弱含んだが、信用不安の落ち着きに従って徐々にユーロは買い戻されるだろう。但し、米国でも景気は緩やかな回復傾向にあり、量的緩和は出口へと向かい始めていることから、ユーロは底堅いながらも徐々にレンジ感を強めるだろう。
《1月のポンド/円相場》
1月のポンド/円相場は、レンジ内の動きを予想する。ここ最近では景況感や金利の動きに拘わらず、ポンドは方向感なく推移している。英国における利上げの思惑や財政に対する懸念が高まれば別だが、当面はドル、ユーロ、円に対しまちまちな動きとなり、方向感が出ない相場が続くだろう。
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『二日酔い』
さて皆様、昨年暮れの忘年会は如何でしたか?
とかく不景気のおり、その回数も減っているように聞きますが、そうは言っても二日酔いに苦しまれた事も一度ならず有ったのではないでしょうか。
そこで、新年会シーズンに突入するタイミングという事もあり、また私自身の為もあり、『二日酔い対策』について調べましたので、ご紹介します。
【そもそも二日酔いとは?】
《まず、「酔い」と「代謝」のメカニズム》
口から入ったアルコールは胃や小腸で吸収され、すぐに血管に入って全身をめぐります。気分の高揚や、足のふらつき、呂律が回らないといった所謂「酔い」の症状は、このように体内に入ったアルコールが、脳の活動を麻痺させる事により起こります。
一方、アルコールが入った体も、アルコールを分解し、対外に排出しようとする「代謝」の働きを行います。この働きを行うのは、言うまでも無く"肝臓"です。
体内に入ったアルコールは、そのほとんどが肝臓に運ばれ、肝臓は、運ばれてきたアルコールを、まずアルコール脱水素酵素により『アセトアルデヒド』という毒性を持った物質に分解します。実は、この『アセトアルデヒド』が、頭痛、吐き気といった二日酔いの元凶となります。
次にアルデヒド脱水素酵素の働きにより、『アセトアルデヒド』は酢酸に変わります。酢酸は全身をめぐって水と二酸化炭素に分解され、呼気や尿から排出されます。
《そして二日酔いへ》
上記の通り、代謝が朝までに無事完了していれば、翌朝、不快な思いをする事はありません。しかし、実際はそう簡単にはいかないから困ります。
アルコールが「代謝」される一連の過程は、かなりの時間を必要とします。個人差はありますが、ビール大瓶1本、日本酒1合に含まれる量のアルコールを分解するためには、普通の人で約3時間かかると言われます。当然、倍飲めば代謝も倍、3倍飲めば代謝も3倍の時間がかかり、飲み始めてから朝までの時間で代謝しきれない程の量を飲んだ場合、翌朝、『アセトアルデヒド』が体に残った状態、つまりは二日酔いになってしまいます。
<一般的にアルコール分解にかかる時間>
時間=(180÷体重)×酒単位
(酒1単位=ビール大瓶なら1本、日本酒なら1合、焼酎(25度)ならコップ1/2杯、ウィスキーならダブル1杯、ワインならボトル1/3本)
【本当に効果的な対策の条件とは?】
巷に溢れる二日酔い予防法ですが、本当に効果的な方向性は、以下の3つだそうです。
@ アルコールの分解で大量に消費された水とエネルギーを補給する
A 肝臓の「代謝」機能を高める成分を体の中に取り入れる
B 尿や汗、呼気などにより、出来る限り体外にアルコールを放出する
今回私が読んだ書籍の著者は、重ねて「一番は何と言っても飲みすぎないこと」とおっしゃっています。それが出来るくらいなら、正月からこんな事調べないですよねぇ。
と言う事で、ここからは、飲む前、飲む時、翌日と、二日酔い防止或いは脱出に少しでも役に立つ対策(食材等)を、特に上のAにある肝機能を高めるものを中心にご紹介します。
【飲む前には?】
まずは、日頃の食生活や飲みに行く前などに出来る対策をご紹介しましょう。
〔ゴマ〕
ご存知の方も多い活性酸素は、広く人体に悪影響を及ぼします。そしてこの活性酸素が最も蓄積しやすいのが、肝臓だと言われています。
そこで、肝臓に蓄積した活性酸素を取り除き、肝臓にしっかりとアルコールを分解させるのに効果的なのが"ゴマ"です。ゴマに含まれるセサミンにより、肝臓から活性酸素を取り除き、アルコールに対する肝機能を強化出来ます。
ただ、ゴマ一粒に含まれるセサミンの量はごく僅かですので、セサミンを含むサプリメントなどを併用することがオススメです。
〔乳製品〕
"牛乳を飲むと胃に膜が張る"という効果は、医学的には期待出来ないそうです。
ただ、乳製品に多く含まれるタンパク質には、肝機能をアップさせ、アルコールを分解しやすくする作用があり、二日酔い予防に効力を発揮します。牛乳ではなくても、チーズ等の乳製品でも同様の効果が期待出来ます。
【飲んでいる時は?《二日酔い予防になるツマミ等々》】
酒席でのツマミ等で肝機能の活性化が期待出来るものを紹介します。
〔枝豆〕
ビタミンCには、悪酔い、二日酔いを防ぐ作用があります。
枝豆にはビタミンCが豊富に含まれており、100g食べれば、人間が1日に必要とするビタミンCの量のおよそ半分を摂取出来ます。また、良質なタンパク質やレシチン、サボニンなどの成分も補給でき、肝臓の負担を和らげる効果も期待出来ます。
ちなみに、枝豆100gとは、さや付で大体手掴み一握り分と、無理せず食べられる程度です。
〔レモン〕
悪酔い・二日酔いを抑えるには、『アセトアルデヒド(前述)』の血中濃度を抑えるのが近道ですが、レモンにはその効果があります。また、レモンには活性酸素を除去し、肝機能を向上させるビタミンCも豊富に含まれています。
チェイサーの水にレモン汁を絞ってもらえば、肝機能を高めつつ、アルコールの分解で大量に消費される水分の補給にもなります。
〔もずく酢〕
納豆、長芋といった食材の"ネバネバ"は、二日酔い対策に非常に効果的です。"ネバネバ"の正体であるムチンが、胃や腸の粘膜を保護してくれます。
そこでオススメは「もずく酢」。もずくのネバネバ効果に加え、酢には肝臓の働きを活発にしてアルコールの分解を促進する作用もあるため、まさに二日酔い対策にもってこいです。
〔タウリン〕
滋養強壮をうたった栄養ドリンク剤(例えば「ファイト、一発!」で思い出す)の多くに含まれるタウリンには、肝臓内の胆汁の分泌を盛んにし、肝細胞の再生を促す効果があります。
よって、栄養ドリンク剤は二日酔い対策となりますが、その他にもタウリンを豊富に含んだ食材を紹介します。
まずは貝類、特に牡蠣やハマグリには豊富にタウリンが含まれています。続いてイカ、タコといった軟体動物。続いて世界中で広く愛されている海老です。どれも、居酒屋で活躍している食材ですよね。
〔使い捨てカイロ〕
飲んでいる最中、あるいは飲んで帰宅する間、使い捨てカイロをおへその横の部分全体を覆うように当てて温めてやると、肝機能が高まって二日酔い防止になります。これは「お灸」と同じ効果です。
肝機能を高めるための経穴は肋骨の下辺りにあり、私たち素人には正確な位置をつかむのは難しいそうですが、使い捨てカイロを当てるのであれば「大体おへその周り」くらいで問題ありません。
【それでも飲んでしまった翌日は?】
さまざまな対策も虚しく二日酔いとなってしまった翌日、少しでも早く症状から抜け出すための方法をご紹介します。
〔シジミ汁〕
味噌汁を飲むことにより、味噌由来の乳酸菌がアルコールの分解を助け、アルコールを分解するために不足しがちな水分や塩分の補給にもなります。
味噌汁の二日酔い解消効果を更に高める具がシジミです。シジミに含まれるタウリン、オチアミンといった物質は、肝臓で作られる胆汁の分泌を促し、『アセトアルデヒド』の分解が進みます。更に、メチオニンなどのアミノ酸やビタミンB12が肝機能を高めます。
〔大根おろし〕
大根おろしの絞り汁をスポイトで鼻の穴に2〜3滴流し込むと、二日酔いの頭痛が消えます。大根おろしの汁には痛みや熱を鎮める消炎・冷却作用があり、これが頭痛を和らげてくれます。
また、大根おろしをそのまま食べると、大根に含まれるジアスターゼという消化酸素が胃痛、胸焼け、吐き気などの症状を抑えてくれます。しかも、大根おろしには肝臓の働きを助けるビタミンCも多く含まれており、体内に残ったアルコールや『アセトアルデヒド』の分解までを促進してくれます。
〔カレー〕
アルコールの残った二日酔いの体にとって、カレーはとても有効な食事です。何故なら、カレーにはターメリック、所謂「ウコン」が含まれているからです。
ウコンに含まれるクルクミンは、胆汁の分泌を活発にし、『アセトアルデヒド』を体内から消します。また、ウコンは活性酸素を排除する作用もあります。
以上、今回調べた中で、比較的身近でどの居酒屋でも実践できそうなものをご紹介させて頂きました。私自身、以前から知っていたものもありましたが、そのメカニズムを確認出来た事により、これまで以上に意識して酒席に臨めそうです。
皆様にも、今年の新年会シーズン或いは今年1年を通して、二日酔いから少しでも遠ざかるための参考として頂ければ幸いです。
【参考文献】
・ホームページ『二日酔いポータブルサイト』
・『二日酔いの特効薬』日東書院
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