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国連責任投資原則(PRI)への署名について

平成28年2月1日 
 

富国生命投資顧問は、国連責任投資原則:The United Nations-backed Principles for Responsible Investment Initiative(PRI)の考え方に賛同し、このたび署名会社(機関)となりました。

PRIにおいては、機関投資家が環境(E:Environment)、社会(S:Social)、ガバナンス(G:Corporate Governance)の課題を投資の意思決定に取り込むことが提唱されています。

当社は、2003年(平成15年)より独自にCSR(企業の社会的責任)調査体制を整備し、環境、社会、ガバナンスなどを評価した上で投資を行う国内株式アクティブ運用を実践して参りました。これまで蓄積して参りました経験を踏まえ、PRIへの署名によりESG課題への取り組み姿勢を明確にし、これからもお客さまのニーズに応えて参りたいと考えております。


国連責任投資原則

私たち機関投資家には、受益者のために長期的視点に立ち最大限の利益を最大限追求する義務がある。 この受託者としての役割を果たす上で、(ある程度の会社間、業種間、地域間、資産クラス間、そして時代毎の違いはあるものの)環境上の問題、社会の問題および企業統治の問題(ESG)が運用ポートフォリオのパフォーマンスに影響を及ぼすことが可能であることと考える。 さらに、これらの原則を適用することにより、投資家たちが、より広範な社会の目的を達成できるであろうことも認識している。したがって、受託者責任に反しない範囲で、私たちは以下の事項へのコミットメントを宣言する 。


① 私たちは投資分析と意志決定のプロセスにESGの課題を組み込みます。

② 私たちは活動的な(株式)所有者になり、(株式の)所有方針と(株式の)所有慣習にESG問題を組み入れます。

③ 私たちは、投資対象の主体に対してESGの課題について適切な開示を求めます。

④ 私たちは、資産運用業界において本原則が受け入れられ、実行に移されるように働きかけを行います。

⑤ 私たちは、本原則を実行する際の効果を高めるために、協働します。

⑥ 私たちは、本原則の実行に関する活動状況や進捗状況に関して報告します。

当社のESG取組み基本方針

当社は、受託者責任を果たしながらESG要因を考慮した運用を進めてまいります。

当社は、企業の持続的成長という視点からESG課題への取組みについて継続的に調査、対話を行います。